住信SBIネット銀行での住宅ローンを組んだ話【体験談】


私が住信SBIネット銀行で住宅ローンを組んだときの体験談をお話します。

私は2014年の秋に、31歳で神奈川県横浜市で新築の一戸建てを購入しました。

なぜ私が家を買ったのか、その経緯から、実際の購入手続きに至るまで、詳細にお伝えします。

 

【筆者の基本情報】(住宅購入当時)

  • 年齢:31歳
  • 性別:男性
  • 家族:妻1人(専業主婦)、子供0人
  • 職業:上場企業の管理職(勤続4年)
  • 年収:700万円
  • 借金:なし

なぜ家を買うことにしたのか?

そもそも、なぜ私は家を買うことにしたのか?

その決め手は、「嫁の意思」と「家賃の高さ」です。

2013年末、私は6年ほど付き合っていた彼女と結婚しました。実は嫁から「結婚したら家を買いたい」と前々から言われていて、これが家の購入を考え始めるキッカケでした。

そこで真面目に家の購入を考え始めてみると、当時、私は東京都内に住んでおり、確かに家賃は高い。ちょっと調べてみたところ、どうやら家を買っても月々の支払いは変わらなそうだ。

よし、探してみよう。

そんな流れで、家を買うことに決めました。

どうやって家を探したのか?

家を買うにあたり、私たちの場合は、事前に多少、ネット上で調査していました。物件自体もネット上で見ていましたし、予算感についても自分がローンを組んだとき、毎月いくらなら無理なく返済できるか?を基準に銀行の試算ツールや、某住宅仲介サイトのツールを使って、何度か試算はしていました。

多少調べた結果、やはり実物見てみないとわからないことも多いし、とりあえず実際に家を見てみるか。ということでネット上でまぁまぁ良いかなと思う物件を掲載していた横浜の住宅販売代理店にアポを取った。という流れです。(最終的に、この、始めにアポを取った住宅販売代理店経由で住宅を購入しました。)

予算の決め方

実際の予算感が確定できたのは、実は住宅販売代理店に行ってからです。というのも、住宅ローンの話を販売代理店の方から聞いてみると、ネット上でちょっと調べただけではわからなかった情報も多くありました。

  • 住宅販売手数料
  • 銀行から借り入れるための事務取扱手数料
  • 印紙代
  • 司法書士手数料

など、純粋に住宅を購入する費用以外に300万円近くかかること。新居用に家具家電も購入するとなると更に+αとなること。など、多くのことを学びました。(ちなみに、この「その他費用」が正確にいくらなのか?が、結局、借入銀行によっても違うし、借りる金額によっても違うので、正確に算出できなかったのは、最後までちょっとストレスでした。)

というわけで、実際に自分が購入できる価格帯を計算したところ、

  • ローン:変動金利で35年ローン
  • 当時の家賃:約10万円
  • 頭金:700万円(諸費用別。実は私も嫁もあまり浪費する方では無かったので、当時既に貯金が4桁を超えていました。)

をベースに計算すると、

10万円×12か月×35年+700万円=4900万円。

ローンによる利子も考えると、予算は、大体4000〜4500万円だな。という結論に至りました。(ボーナス支払いはしたくなかったので、ボーナス支払いはゼロで考えていました。)

結果的に、横浜に新築一戸建てを、4350万円で購入することにしました。

最終的な銀行からの借入額は、3650万円です。

住宅ローンの仮審査

実際の住宅ローンの借り入れですが、住宅ローンの審査は、りそな銀行、横浜銀行、住信SBIネット銀行の3銀行にローン審査を申請しました。

実は私は、始めからネット銀行を考えていたのですが、住宅販売代理店から、「1社だけだと審査が落ちたときに困るから、複数の銀行で審査して貰っておいた方がよい。」との助言を受け、りそな銀行と横浜銀行を紹介されたため、この2銀行にも審査を出しました。

そして、りそな銀行と横浜銀行の2銀行については、住宅販売代理店の担当者が、ほぼ全ての手続きをしてくれました。

私としては、どうせ、りそな銀行と横浜銀行に審査申込するなら、ついでにSBIネット銀行も審査申込して貰えないかと住宅販売代理店にお願いしてみたのですが、「できない」と言われ、自分で全部の手続きをすることになりました。

たぶん、りそな銀行と横浜銀行で住宅ローンを組むと、住宅販売代理店にもいくらかお金が落ちるような仕組みだったんだと思います。

りそな銀行と横浜銀行のローン審査は、私がやったことは大したことはなく、審査申請用の用紙に販売代理店に言われた通り記入しただけです。

「氏名」「年齢」「住所」などの基本情報に、「年収」「職業」「購入金額」「頭金」「借入希望額」「希望借入方法(変動金利/固定金利etc…)」「借入希望年数」などをその場で記入したら、あとは販売代理店が銀行に審査の申請手続きをしてくれました。

ちなみに私は全ての銀行で、

  • 借入額:3650万円
  • 金利:変動金利
  • 期間:35年

の条件で審査して貰いました。

結果、1週間後くらいに、問題なく販売代理店から審査通過の連絡を頂きました。金利についても最優遇金利での条件提示を頂きました。

りそな銀行からは、追って個別に担当者から「ぜひうちで借り入れてください」というお電話も頂きました。ただ、私の本命は住信SBIネット銀行でしたので、その場は、「他の銀行とも見比べた上でまた判断させて貰います。」というようなやりとりをしました。別にしつこい営業というわけではなく、ご挨拶程度のお電話でした。

最終的に住信SBIネット銀行で借り入れたわけですが、この後、りそな銀行からの電話はなく、これきりでした。

なぜ変動金利なのか?

少し話は逸れますが、私は、何のためらいもなく、変動金利で借りました。

なぜなら、かれこれ20年、変動金利の金利が固定金利の金利水準に達したことはなく、これから日本は人口も減るわけで、バブル明けのころのような金利に達する日なんて来ない。万が一来ても遥か先の話。という確信があったからです。

そして、無駄に「そんな金利が上がる前に返済してやる!」と意気込んでいたところもありました。

住信SBIネット銀行での仮審査

さて、続いて、本命の住信SBIネット銀行についてです。

まず、住信SBIネット銀行での借入までの流れは、

仮審査

本審査

契約手続き

融資の実行

の流れになります。

そのうち、まずは仮審査について。

と言っても、仮審査はあくまで「仮審査はお客さまから最低限の情報のみ申告いただき、簡易的ですが借入れ可否の目途を速やかにお伝えすることを目的として実施しております。(SBIからの仮審査メール抜粋)」なので、非常に簡単です。

りそな銀行や横浜銀行と同様の内容をwebサイト上で入力し、送信ボタンを押すだけです。

そしてなんと、私の場合、仮審査は5分で完了しました。深夜0時台に仮審査申込したのに5分後に結果メール来ましたので、自動で判定して結果をメールで送っていると思われます。

住信SBIネット銀行での本審査

仮審査に通過の数日後、本審査に必要な申込書類セットが届きました。

さて、ここからがローン申請との壮大なる戦いの始まりです。

結論を申しますと、ネット銀行のローン借入手続きには、膨大な手間と労力が必要です。住信SBIネット銀行は、対面でのサポートは一切なく、全て、郵送された書面と、HP上に掲載の説明やFAQ、そして困った時のフリーダイヤルだけが頼りです。

契約書など各種書面に目を通し、内容を理解した上で必要な箇所に必要なサインをし、本審査に必要な書類が無ければ、住宅販売代理店に連絡して手配して貰う。

言葉にすれば、たったこれだけですが、実際にやるとなると、ものすごい労力が必要です。見慣れない単語の並んだ契約書を理解するのも一苦労。どこに何を書けば良いのか理解するのも一苦労。そもそも「必要な書類」というのが、本当にこれで十分なのか確認するにも一苦労。

ちなみに、住信SBIネット銀行の本審査に必要な資料は以下です。

住信SBIネット銀行から郵送されて、理解した上で記入やサインが必要なもの

  • ローン借入申込書
  • 個人情報取り扱いに関する同意書
  • 団体信用生命保険申込書
  • 口座開設申込書

自分で手配して送付が必要なもの

  • 本人確認書類(住民票など)
  • 源泉徴収票
  • 住民税課税決定通知書(この辺は本人の就労形態によっても変わります。)
  • 住宅の工事請負契約書
  • 土地の売買契約書
  • 土地の重要事項説明書
  • 建築確認済証
  • 建築確認申請書
  • 検査済証
  • 平面図

これを全て、自分で完璧に揃え、提出しなければなりません。

私は全てを揃えるのに、軽く10時間以上は費やしたと思います。正直、住信SBIネット銀行は金利が安く、横浜銀行などと比べて想定総支払額が100万円以上違ったので頑張れましたが、5万や10万の差なら心が折れていたかもしれません。

ちなみに私は、困ったときのフリーダイヤルにも1回だけかけて、「ローン借入申込書」の記入内容について伺いました。

もちろん、私専属の担当者がついているわけではないので、フリーダイヤルでたまたま繋がったコールセンターのお姉さんに質問する形になります。ただ、少なくとも私を対応頂いたコールセンターの対応者の方は、ちゃんとローン手続きに精通しておられ、満足のいく回答は得ることができました。

そんなこんなで無事提出、受理頂けた本審査は、1週間ほどで審査結果がメールと書面で返ってきました。

私の希望通り、変動金利での最優遇金利でした。

以下、私の借入条件です。

借入情報まとめ
  • 借入額:3650万円
  • 金利:変動金利(0.65%)
  • 期間:35年

なぜ住信SBIネット銀行なのか?

また少し話は逸れますが、そもそも私がなぜ住信SBIネット銀行にしたかもお話します。

理由は簡単で、変動金利が一番安かったからです。私が借入した当時はタイミングがたまたまそうだったのか、単純に変動金利だけを見ても、住信SBIネット銀行が0.65%で最低でしたし、更に住信SBIネット銀行は、8疾病保障特約も無償でついていました。なので、ほぼ悩むことなく決めました。

住信SBIネット銀行で借入をするときの注意点

ネット銀行全般の話ですが、ネット銀行で借入する場合、一般の銀行よりも借入に時間が掛かります。(最短でも1か月くらいは掛かる。)

申請に必要な資料を準備するための物理的な時間もそうですし、ネット上でやりとりするため、どうしてもやりとりにタイムラグが発生します。私の場合はまだ家が建ち始める前に住宅購入の契約をしたので、引渡までに3か月くらいあり余裕でしたが、既に建っている家を買う場合は、ネット銀行で手続きなんてする時間的余裕はない場合が多いと思います。

住信SBIネット銀行での契約手続き

さて、最大の山場を越え、最後の契約手続きです。(と言っても引き続き戸惑うポイントはいくらかあります。)

最終の契約手続きでやることは、

  • 借入額の確定
  • 借入日の確定
  • 振込先の確定
  • 住宅販売代理店の担当者情報入力
  • 借入(及び引渡)当日の所有権移転登記/抵当権設定登記の調整

です。

借入額の確定は、これはそのまま、いくら借り入れるのかを確定するだけです。基本的には正式審査時に提示した額です。もし万が一、変更がある場合、再審査が必要になる場合もあるようなので、念のため気を付けてください。

借入日の確定・振込先の確定は、住宅販売代理店から、何月何日にどこの口座に振り込めばいいのかを聞いてweb画面上で入力します。

住宅販売代理店の担当者情報入力は、実は私もこれは何のためなのかよくわかっていませんが、必要事項となっていたので、これも入力しました。

借入(及び引渡)当日の所有権移転登記/抵当権設定登記の調整は、調整に少し苦労しました。

そもそもですが、借入を実行する日は、住宅を分譲会社から引き渡して貰う日です。

そして少し所有権の話をしますと、土地と建物は、私がお金を振り込んで各種手続きをするその日まで、分譲会社のものです。

それを当日、司法書士の方に、私の所有権となるよう「所有権移転登記」をして貰います。

またそれと同時に、この土地と建物は、私がローンを返せなくなったときの抵当に充てるよ。という「抵当権設定登記」を、これも司法書士の方にして貰います。

この2つの登記ですが、私の場合、それぞれの指定により、「所有権移転登記」は分譲会社指定の司法書士、「抵当権設定登記」は住信SBIネット銀行指定の司法書士でやることになりました。

私としては、2か所の司法書士で対応したら対応費用でも一部重複支払いが発生してしまって損なので抵抗したのですが、それぞれ、絶対条件だ。ということで、引き渡し当日には2つの事務所から2人の司法書士の方にいらっしゃって頂き手続きを進めるという、なんとも面倒な状況になりました。

そして引渡当日の住宅購入金振込へ

私の場合、引渡当日、販売代理店の店舗内で、私たち夫婦、販売代理店の方、分譲会社の方、司法書士2名の合計6名で集まっての引渡作業になりました。4350万円の買い物なので、かなり緊張します。

お金に関しては引渡当日に4350万円から事前に手付金や中間金で支払済みだった200万円を除いた、4150万円を分譲会社指定の口座に振り込む必要があります。もっとも重要な作業です。分譲会社は、当日、指定口座に指定額が振り込みされたことを確認して、引渡の手続きに入ります。

もちろん現金で渡すわけではないので、事前に銀行のネット口座から、振込予約をしておきます。

私の場合は、分譲会社指定口座(以降、口座A)に対し、住信SBIネット銀行口座(以降、口座B)と、私個人の別銀行口座(以降、口座C)から、合計4150万円になるように振り込む必要がありました。

この振込、実は私は、私のミスで少し面倒なことになってしまいました。

そもそもですが、私は住信SBIネット銀行から3650万円の借入を行いますが、実際に手元に残るのは、3650万円から事務取扱手数料などを引いた、約3580万円です。(正確には1円単位まで刻みます。)非常に違和感を覚えますが、3650万円借りた瞬間に手数料を引かれ、手元には約3580万円だけが残ります。

しかもこの3580万円も、正確には一瞬たりとも口座Bに入金されることはなく、直接、口座Aに振り込まれます。

で、本当は私は、事前に口座Cから口座Bに、ある程度の額を入金しておいて、住信SBIネット銀行のweb画面上で、「○月○日に、口座Aに4150万円振り込んで!」と予約すればよかったのです。

しかし私はこの方法があることに気付かず、口座Cから口座Aに、4150万円−約3580万円=約570万円を直接振り込む予約をしていました。

この約570万円というのは、「約」であって、正確には1円単位まで刻んでいます。つまり、「4150万円−3650万円−事務取扱手数料など=」の金額を1円たりとも間違えずに入金予約することが必要だったのです。

傍から見れば、ただの引き算です。しかし、住宅の購入に関わる最後の手続きの何百万、何千万の振込だったので、妻と二人で何回も電卓を叩いて「合ってるよね?」と確認し合ったのは、今となっては良い思い出です。

このような経緯を持って、私は無事、住信SBIネット銀行で住宅ローンを組み、住宅を購入することができました。本審査などで大変な場面もありましたが、購入した住宅には今ももちろん住んでおり、非常に満足しています。

住宅ローン審査のポイント

最後に住宅ローン審査における注意点をまとめておきます。

銀行は以下の情報をみて、ローンを組ませて良いか?いくらまでなら良いか?金利はいくらにするか?などを決めているとのことです。(住宅販売代理店情報)

  • 年齢と頭金の割合(若くて頭金が多いほど良い)
  • 年収
  • 同一企業での勤続年数(3年以上なら良い)
  • 勤めている企業(上場していると良い)
  • 過去の借入経験とその返済状況
  • 健康状態

ぜひ、今後、住宅ローンを検討されている方は、この辺りに気を付けておいて貰えたらと思います。

>>最新の住信SBIネット銀行「ネット専用住宅ローン」の金利と特徴を見る