多重債務者の斡旋を受けて弁護士が逮捕されたらしい


消費者金融で多重債務に陥っている方の斡旋を受けたとして、東京の弁護士3人が逮捕されました。

この弁護士達は、消費者金融に払いすぎた利息「過払い金」の返還請求ができる多重債務者の斡旋を受けて逮捕された訳ですが、一体何がいけないのでしょうか。

斡旋をしたのがNPO法人の元代表ということで、恐らく多重債務で金利を払いすぎて悩んでいる多重債務者がNPOに相談に行って、弁護士を紹介してくれたという流れのはずです。

普通に聞くと、多重債務者にとっては弁護士を紹介してくれて過払い金の返還請求ができるなら良い話なのですが、どうやら、このNPO法人の元代表と弁護士間で金銭のやりとりがあったようですね。

報酬を得る目的で、弁護士資格を持っていない業者から債務者の斡旋を受ける行為は、弁護士法で禁止されているそうです。

今回のケースは、NPO法人の元代表は、当然弁護士資格を持っておらず、斡旋できる身分ではありませんでした。

更にこの元代表は多重債務者の斡旋により得ていた報酬の所得を隠し、1億5000万円もの大金を脱税していたことですでに起訴されているそうです。

これは多重債務者からしたら複雑な心境ですね。

困って丁寧に相談に乗ってくれて弁護士まで紹介してくれたNPOの人が実は商売で斡旋していたと考えるとショックですよね。

つまり、何が言いたいかと言うと、弁護士以外の人間が弁護士を斡旋する行為は法律で禁止されている行為なので、相談に行って弁護士を斡旋されそうになったら注意しましょう。