闇金を利用した多重債務者が出家詐欺に加担するケースが増加している


多重債務者、主に闇金などでお金を借りてしまい、返済が不可能になってしまっている方が、最近「出家詐欺」に加担しているというお話です。

出家詐欺とは、闇金などの債権者が、債務者をお寺に入れて、僧侶にすることで、戸籍を変えてしまい、違う名前を名乗って住宅ローンを組ませるという悪質な詐欺のことです。

現在、お寺の3割は経営難に陥っていると言われています。

そこで、悪いことを考えている人達が、経営不振のお寺に多重債務者を連れていき、報酬でお坊さんを釣ってその多重債務者を寺で修行させた事にしているんです。

長年修行したことにして、僧侶の姿の写真を撮り、得度を受けさせることで、戸籍を変更できるという制度があります。

多重債務者に僧侶の名前を与え、家庭裁判所で戸籍変更の手続きをすることで、実は簡単に戸籍を変えてしまうことができるんです。

戸籍を変えれば、今までの借金の履歴なども無くなるため、その多重債務者は再び借入ができる状態になります。

その多重債務者に住宅ローンを組ませることで、多額のお金を再び借り入れさせるのです。

しかし、住宅ローンなら金融機関の審査が必要ですし、住宅を実際に購入して、その住宅の金額分しかローンを組む事ができません。

そこで、出てくるのが、グルになった不動産会社です。

通常3000万円の不動産を4000万円と偽り、金融機関で4000万円のローンを組ませるのです。

そのために、源泉徴収票も偽造して、無理矢理審査を通させます。

そして、1000万円を浮かせて、闇金の詐欺グループ、お寺のお坊さん、不動産会社が報酬を分け合うという訳です。

もちろん多重債務者の方は、その住宅ローンを払える訳がありません。途中で雲隠れして住宅ローンの返済を免れるという訳です。

かなり悪質な詐欺犯罪ですが、闇金を利用すると、このような詐欺グループの犯罪に巻き込まれる可能性があります。

こういった詐欺事件に巻き込まれない為に、闇金を利用することは絶対にやめましょう。

多重債務者でも、おまとめローンなどを利用する事で月々の負担を減らすことはできます。

どうしても返せなくなった場合、債務整理で借金を白紙にする方法だってあります。

自己破産をするとブラックリストに載ることは確かですし、今後の人生で不便が強いられる事は間違いありません。

だからといって、闇金に手を出すと、上記のような犯罪に巻き込まれ、戸籍を変えられた挙げ句、雲隠れするしかないような状況に追い込まれます。

そうなると人生はもう終わりです。

取り返しがつかない事態になる前に、闇金は利用せず、しかるべきところで手続きをして、人生を再スタートさせましょう。

すでに消費者金融複数社から借入をしていて、総量規制によって消費者金融からお金が借入できなくなってしまっている方でも、闇金以外に解決方法はあります。

方法としては、総量規制対象外のカードローンを利用するか、現在の借入をおまとめローンで一本化して債務を軽減するという方法です。

総量規制対象外とは、ここでは銀行のカードローンの事を指しますが、銀行は消費者金融と違って、貸金業法ではなく銀行法に基づいて融資を行っているため、年収の3分の1を上限とする規制はありません。

そのため、すでに多重債務で新規で消費者金融から借入できないという方でも申込が可能です。

おまとめローンとは、複数社の債務を1社にまとめることで、金利を低くできたり毎月の返済額を少なくすることができるローン商品です。

おまとめすることで、債務者に有利な借換えとなるため、おまとめローンは消費者金融でも総量規制対象外で借入が可能となっています。

ただ、消費者金融でローンを一本化したとしても、金利は低くなりにくいため、銀行のおまとめローンを利用した方が確実に金利を低くすることができます。

総量規制対象外のカードローンとおまとめローンについては下記の記事で詳しく紹介していますので、合わせてご覧下さい。

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