クラウドファンディングとソーシャルレンディング


以前当サイトに質問があり、その内容は「起業するためにキャッシングすることは可能ですか?」という内容でした。Q&Aに回答をさせていただいたのですが、お金を貯めること時間的に厳しいという人の為に違った方法も紹介しようと思います。

そのご質問の回答で、カードローンで500万円借りて起業した人がいるということをで紹介しましたが、そういった人達は、クラウドファンディングやソーシャルレンディングを活用した方が余程良かったのではないかと思っています。

クラウドファンディング

日本では「CAMPFIRE」というサービスが有名です。

どういったサービスかというと、自分はこんな事業を起こしたい。という強い思いはあるけれど、お金が足りないという人向けに、ネット上でお金を集めることができるサービスです。

エンジェル投資家のような人が参加していて、面白いと思った事業にお金を入れてくれます。
目標の金額まで期間内に達成すれば契約成立となり、その金額を手に入れる事ができるという仕組みです。

このクラウドファンディングのメリットは、1人1人は小額の融資でも、数多くの人が資金提供してくれる可能性があるため、ちりも積もれば山となる方式で目標金額を達成できる可能性があります。またこれらのプロジェクト情報は、TwitterやFacebookで拡散されるため、より多くの人の目に留まることになるので、面白いプロジェクトなら資金が集まることも珍しくはありません。

しかし、クラウドファンディングのデメリットは、プロジェクトの目標達成金額に達しないと資金提供を受けることができないということです。

例えば、1000万円の資金提供を受けたいとして、クラウドファンディングの応募したとします。
小口の資金提供が集まり、900万円までは来たけど、最後の100万円が足りなかった。となると、プロジェクトは失敗になり、資金提供を受ける事はできません。

また、募集には一定の期間をかけるため、「今すぐお金が必要だ。」という人は時間的にも確率てきにも現実的ではありません。

いざ募集をして期間が終了してダメだったとなればもう間に合わないからです。

上記のようなサービスの性質から、クラウドファンディングは、起業時など、新規事業を行うための資金集めで使われることが一般的となっていて、緊急的に融資を受ける必要があるという事業者にはあまり利用されていません。

そこで、今注目されているのがソーシャルレンディングです。

ソーシャルレンディング

ソーシャルレンディングはクラウドファンディングのような資金提供とは違い、ソーシャルでお金の貸し借りを行うサービスです。

日本で有名なソーシャルレンディングは「maneo」というサービスです。

なので、貸し手は貸した事による利息で利益を得る、いわば投資目的で参加しています。

借り手からすると、銀行で突っぱねられてお金を借りれなかったとしても、このソーシャルレンディングで借りれる可能性があるため、新たな資金調達の選択肢となります。

また、あくまでもお金の貸し借りなので、貸し手はビジネスととらえるため、クラウドファンディングのように、面白い企業に資金提供しようという考えではなく、きちんと事業性があり、将来貸したお金がきちんと返ってくるかがポイントとなります。

よって、新規事業である必要は全く無く、既存の事業でも事業計画がきちんと練られているかどうかを最重要視します。

つまり、借り手にとっては銀行以外の融資の選択肢が増える、貸し手にとっては新たな投資先が増えるというビジネスモデルなのです。

この資金の貸し借りの仲介をソーシャルレンディングの会社が行います。
貸し倒れの際の督促や回収の法的手続きなどは、全てこのソーシャルレンディングの会社が行うことになっているので、もちろん借り手は銀行と同じように、登録時に現在の借入状況や年収などから格付けされ、この人ならどれくらい借入可能かという判断を下されます。

借り手の審査基準

  • 本人確認が取れること
  • 300万円以上(目安)の年収があること
  • 20歳以上70歳以下
  • 借り入れ過多でないこと
  • 2年以上の信用履歴があること
  • 過去5年以内に債務不履行していないこと
  • クレジットカードまたはローンの取引実績があること

ただ、このソーシャルレンディングは、銀行とは違い店舗や行員を抱えていないため、銀行で借りるよりも金利は低く、借入による負担は少ないというメリットがあります。
貸し手は、小額から投資をできるため、株式や不動産とはまた違った投資先として注目しています。

いかがでしょうか。銀行でお金を借りれなかったからと言って、消費者金融に走らなくても、まだお金を借りる、または資金提供を受ける手段はたくさんあります。

消費者金融は金利が他と比べて高いし、おまとめローン以外で高額の借入はおすすめできません。

もし事業で消費者金融からお金の借入を検討されている方がいれば上記のようなサービスを検討してみて下さい。