お金を借りる方法と借りる前に知っておくべきお金の話

「お金に困っているのでお金を借りたい…」

日常の生活の中で、生活資金や、その他の出費で支払いが苦しい時期というのは誰でもあります。

お金を借りることはダメなこと!

という意識が強い方が多いので、お金に困って、生活が苦しい人もお金を借りようとする人はなかなかいません。

ですが、銀行はもともとお金を貸し出すところですし、自動車ローンや住宅ローンも、ローンと聞けば聞こえはいいですが、お金を借りていることと同じことです。

お金を借りる上で、お金を借りること自体がダメなのではなくて、きちんと返済ができないといううことが一番問題となります。

また、なぜお金を借りなければいけないのか、借りる理由によっては、銀行や消費者金融に頼らなくても、国が貸付してくれる制度もあります。

どういった理由でお金を借りようと思っているのか。

その場合はどこで借りるのがベストなのか。

このページでは、いくら借りるか、なぜ借りるかなど、条件別に切り分けて、どこで借りるのが一番おすすめなのかについて解説します。

なぜお金を借りる必要があるのか?

まず、なぜ今お金を借りる必要があるのかという理由についてですが、理由によってどこでお金を借りるのがベストなのかは変わってきます。

  • 生活費
  • 教育資金
  • 医療費
  • レジャー
  • 自動車ローン
  • 住宅ローン

主にお金が必要になる理由としては、上記のようなケースが多いので、一つ一つ紹介して行きます。

生活費

まず、借り入れの理由として一番多いのは、生活費の借り入れです。

給料前などに貯金の底がついて、生活費が無くなってしまった場合や、携帯電話の支払いができなくなってしまい、お金を借りるというケースが非常に多いです。

携帯電話は、今は機種代を分割で購入するのが主流のため、滞納すると信用情報に記録されてしまい、いわゆるブラックリストに載ってしまうことになります。

そうならないために、返済や支払いは確実に済ませたいですが、生活費でお金を借りよう思ったとき、借り入れする手段としては、銀行や消費者金融のカードローンを利用するか、条件にあっていれば、役所などで手続きができる、生活福祉資金貸付制度などの支援制度を利用することもできます。

教育資金

子供が大きくなって、受験の時期になると、突然出費が増えます。

塾の月謝に夏期講習、冬期講習など、今までかからなかったお金がかかるようになるため、生活費が圧迫され、お金が無くなってしまうケースがあります。

ただ、こういった子供の教育資金という特定の用途でお金を借りる場合は、カードローンを利用しなくても、銀行の教育ローンを利用することで、カードローンよりも低金利で借り入れすることができます。

金利が低いと返済総額も少なくなるため、一般的なローンと比べて金利が高いカードローンよりも、教育ローンを検討しましょう。

医療費

病気や事故で入院した時、高額の入院費用が請求されることがあります。

この時、お金が足りなくて借り入れしないといけないというケースがあるのですが、医療費に関しては、国が補助してくれる制度が充実しています。

まず、高額療養費制度と言って、上限金額を超える医療費が全て補助されて返金される制度を利用することで、高額の医療費がかかることはありません。

また、一時的に建て替えなければいけないお金がない場合も、高額医療費貸付制度という、医療費を国が一時的に貸付してくれる制度があります。

レジャー

長期休暇のレジャーや旅行など、臨時の大きな出費の際にお金を借りるケースもあります。

この場合は、医療費などのように、公的機関の補助制度は利用することができません。

銀行や消費者金融などのカードローンで、生活資金として借り入れをするか、消費者金融などで目的別ローンというフリーローンを利用する形で借り入れすることになります。

自動車ローン

自動車を購入するためにお金を借りる場合は、自動車ローンがおすすめです。

カードローンやフリーローンで借り入れしてしまうと、金利が非常に高くなってしまうめ、借り入れが高額になると返済総額も高くなってしまいます。

また、車屋で自動車ローンを申し込むと、ほとんどの場合、信販会社のローンを利用することになるのですが、実は信販会社で自動車ローンを組むよりも、銀行での自動車ローンを利用した方がはるかに低い金利で借り入れすることができます。

住宅ローン

住宅ローンは、家を買う場合に利用するローンなので、家を買いたいという方はほとんどみなさん利用されるのでご存知だと思います。

住宅ローンはローン商品の中でも最も低金利で借り入れできますが、それを利用して、住宅価格を水増ししてオーバーローンを組んで、家具を買ったりする人が多いですが、オーバーローンのリスクについても解説しておきます。

どこから借りる?

上記ではお金を借りる理由と、最適な方法について紹介しました。

ここではどこから借りるか、借りる先の特徴について詳しく解説していきます。

公的機関から借りる

公的機関から借りるとは、国や役所など、公的な機関の融資制度、支援制度を活用してお金を借りるという方法です。

民間の機関からお金を借りるよりも、条件も厳しく、手続きも煩雑ですが、助成金としてお金をもらうことができたり、借り入れも低金利で借り入れできるため、条件に合う方は利用した方がいい制度です。

ここでは、代表的な制度について紹介します。

高額療養費制度・高額医療費貸付制度

高額療養費制度は、入院や手術などで、一ヶ月にかかる医療費が高額になった場合に、国が上限を決めて補助してくれる制度です。

年齢などによって若干上限額は変わるようですが、8万円〜9万円を上限に、それ以上の医療費は補助され、手続きをすれば返金されます。(食費負担や差額ベッド代は含まず)

高額療養費制度について詳しくはこちら

また、高額療養費制度について、この制度を利用しても実際にお金が補助されるのは3ヶ月以上先になります。

そのため、先に入院費用などを負担する必要があり、その費用が払えない方向けに、高額医療費貸付制度という制度も用意されています。

高額医療費貸付制度は、手続き後2週間ほどで、指定の口座に入院にかかる費用を貸付してくれる制度で、この制度に関しては、無利子で借り入れすることができます。

高額医療費貸付制度について詳しくはこちら

生活福祉資金貸付制度

生活資金貸付制度は、詳しく説明すると長くなるため別ページで解説しますが、簡単に説明すると、一定の条件を満たせば、低金利もしくは無利子でお金を国から借り入れできる制度です。

厚生労働省が管轄していて、主に銀行などでお金を借りることができない低収入の世帯を対象に貸付を行なっています。

実際に貸付の判断を行う窓口は、各地方自治体の役所にある、社会福祉協議会が行なっていて、市民の生活支援を行なっています。

生活福祉金貸付制度の種類は、

  • 総合支援資金
  • 福祉資金
  • 教育支援資金
  • 不動産担保型生活資金

の4つあって、用途に応じて必要な資金援助を受けることができます。

金融機関から借りる

金融機関とは、主に銀行のことを指しますが、銀行では様々なローン商品があり、目的に応じて低金利でお金を借りることができます。

上記で紹介した、

  • 教育ローン
  • 自動車ローン
  • 住宅ローン

のほかにも、就職内定者専用のローン「内定者ローン」や、レジャーなど様々な用途で使える「フリーローン」、不動産を担保に出してお金を借りることができる「不動産担保ローン」「リバースモーゲージ」、そして、一般的な生活資金としてお金を借りることができる「カードローン」があります。

カードローンでお金を借りる

ここまで読み進めていただくと、お金を借りる方法はたくさんあって、国からも借りることができるし、「お金を借りる=悪」ではないということがわかったかと思います。

最後の紹介する「カードローンでお金を借りる」ですが、上記で紹介した銀行や、消費者金融からお金を借りる方法で、カードローンは、資金使途が自由なので、好きなことにお金を使うことができるローン商品です。(事業資金としては使えないことがほとんどです。)

お金を借りることに対して悪いイメージを持っているほとんどの方が、「消費者金融」に対するイメージがものすごく悪く、返済できなかったら取り立てが来たり、違法な金利で貸付される、または騙されるなどのイメージが強いと思います。

確かに、ひと昔前までは、そういった消費者金融がいたのも事実ですが、消費者を守るために、2010年に、貸金業法が改正され、上限金利を決められ、これに違反した業者は業務停止措置を受けることになりました。

さらに、それまで違法な金利で返済をしていた方は、「過払い金返還請求」によって払いすぎた金利を取り返せるようになりました。

こういった背景から、違法営業をしていた消費者金融は経営難に追い込まれ、最大手武富士が破産したり、その他の大手消費者金融も、アイフルを除いて全て銀行の傘下に入って営業を続けることになりました。

なので、今は消費者金融と言っても、大手の消費者金融は銀行系消費者金融と呼ばれ、安心して借りれるカードローンになりました。

カードローンでお金を借りるメリット

すぐに借りれる

カードローンでお金を借りる一番のメリットは、「すぐにお金が借りれる」という点です。

あらかじめ、「来月までにお金が必要」「月末までにお金が必要」と前もってわかって入れば、節約するなどでお金を準備することができますが、お金を借りる必要がある時は、ほとんどの場合「今日お金が必要」「明日までにお金が必要」と、急な出費などですぐにお金が必要なケースが多いです。

カードローンは、大手消費者金融や銀行のカードローンは、基本的に即日審査・即日融資に対応しているため、その日のうちや、翌日の朝一でお金を借りることが可能担っている唯一のローン商品です。

繰り返し借りれる

もう一つのメリットは、カードローンは、ローンカードを発行してお金を借り、返済もカードを使って毎月返済していく商品なのですが、審査の時に与えられた与信枠の範囲内で、繰り返し借り入れができるようになっています。

そのため、一度ローンカードを作ってお金を借りて全額返済したあとも、カードを残しておけば、もしまたお金が必要になった時に、そのカードを使えば審査なしで借りることができます。

カードローンでお金を借りることのデメリット

カードローンを利用する際のデメリットは、他のローン商品などと比べて、金利が高いという点です。

借り入れ金額によって金利は変わってくるのですが、100万円までの借り入れの場合は、上限金利が18.0%と設定されているため、住宅ローンや自動車ローンと比べると金利が高いことがわかります。

ですが、あまり知られていないのですが、クレジットカードのリボ払いも金利は15.0%程度となっているので、実際はクレジットカードでリボ払いで商品を購入するのと大差はありません。

そう考えると、商品を購入した際にしか使えないクレジットカードよりも、手元に現金が手に入るカードローンの方が使い方によっては利便性が高いです。

カードローンが使える職業は?

どのローン商品もそうですが、お金を借りるには審査があるため、誰でも借りれるという訳ではありません。

審査では、主に年収など、経済状況を見られるため、専業主婦で収入がないかたや、安定した職についていない学生などは、借り入れできるローンに制限があります。

専業主婦

専業主婦の方は、家事などで大変だと思いますが、社会的に見ると無所得者という扱いになってしまいます。

そのため、カードローンを利用しようと思っても、消費者金融の場合は、総量規制という年収制限があるため、借り入れすることができません。

消費者金融でお金を借りようと思うと、「配偶者貸付」という、配偶者を保証人として借り入れするということはできなくもないですが、それなら配偶者が申し込みしてくれということになるため、消費者金融もあまりこの制度は活用していません。

ただ、銀行のカードローンは、貸金業法が関係ありませんので、専業主婦の方でも借り入れできるカードローンはあります。

学生

学生がカードローンを利用することは、難しいですが不可能ではありません。

条件として、まず20歳を超えていることが前提ですが、20歳を超えていて、アルバイトも同じ職場で1年以上続けていて、安定した収入がある学生であれば、消費者金融のカードローンであれは利用は可能です。

また、カードローンではないですが、一部の銀行では、就職内定者向けの「内定者ローン」という商品を扱っている銀行もあり、学生の方ですでに企業への内定が決まっている方は、銀行カードローンは借りれませんが、内定者ローンでお金を借りることができます。

サラリーマン

サラリーマンで安定した収入があるという方は、基本的に消費者金融のカードローンも銀行カードローンも利用可能です。

ですが、年収や勤務年数によって借り入れできる金額は変わってきたり、サラリーマンでも、正社員・派遣社員・契約社員など、雇用形態によっても審査結果は変わってきます。

自営業

自営業者の方がカードローンを利用する場合はいくつか注意点があります。

まず、確定申告を0円申告している自営業者の方は、カードローンの借り入れは難しいかもしれません。

消費者金融はあくまでも年収を元に融資の判断を行うため、自営業者の方は所得証明書の提出を求められることが多いです。

その際に、確定申告をしていなくて所得証明書を出せなかったり、0円申告をしている場合などは、総量規制によって貸付をすることができません。

きちんと年収の申告をしている方であれば問題なく融資を受けることはできるのですが、カードローンは、使用用途が「生活資金」となっているため、事業用の資金として借り入れすることができません。

ただ、自営業者の方は、カードローン以外にも、「事業者ローン」という、事業者向けのローンを利用することができます。

事業者ローンは、個人事業主の方であれば、総量規制対象外で借り入れが可能ですし、事業資金として利用可能なローンなので、事業資金としてお金を借りたい場合は事業者ローンがおすすめです。

無職

無職の方は、カードローンでお金を借りることはできません。

カードローン以外も、ローンの審査に通ることはないと思っておいた方が良いでしょう。

ローンの審査では必ず収入や職業を見られるので、仕事をしていないということは大きなマイナスポイントとなります。

今働いていなくで、お金が必要がという方は、上記で紹介した、生活福祉資金貸付制度であれば借りることも可能なので、金融機関ではなく、市役所など役所に設置されている社会福祉協議会で、支援の相談に行くようにしましょう。

豆知識

お金を借りようと思った時、上記で紹介した方法以外にも、いくつかお金を借りる方法があるので、最後に豆知識として紹介します。

クレジットカードのキャッシング機能を活用する

クレジットカードを持っている方で、申し込み時にキャッシング機能をセットしている場合は、クレジットカードのキャッシングでお金を借りることができます。

クレジットカードは通常、商品を買って、後日に支払いするという形ですが、キャッシング機能を使えば、現金を引き出して使うことができます。

一般的に、カードローンよりも借り入れ枠は低めに設定されていることが多いようですが、10万円など、少額の借り入れであればクレジットカードを利用しても良いでしょう。

返済は、一括返済が基本ですが、カードローンと同じように、「キャッシングリボ」というリボ払いで返済をして行くクレジットカードもありますので、あらかじめ確認しておきましょう。

保険会社から借りる

これはあまり知られていないかもしれませんが、現在生命保険の積立商品を契約している方は、その生命保険会社の、生命保険の契約者貸付制度を利用することができます。

積立の生命保険を契約している方は、契約期間によって、解約返戻金という、返ってくるお金がありますが、契約者貸付制度では、生命保険を解約するのではなく、契約は継続したまま、解約返戻金の範囲でお金を借りることができます。

この契約者貸付制度の最大のメリットは、カードローンのような審査がないことです。

当然といえば当然なのですが、元々保険料を支払っていて、返ってくるお金の範囲内で借り入れをするので、審査は行われません。

契約者貸付を申し込みすれば、すぐにお金を貸してくれます。

そして、通常のローンよりも低金利で借り入れすることができます。

金利は借りる金額、時期や会社によって異なりますが、高くても6%程度で借り入れすることができるので、カードローンと比べると半分の金利で借り入れすることが可能です。

また契約期間が長ければ、その分保険会社に払っているお金も多いので、高額の借り入れにも対応できます。

いくらくらい借りれるかは、保険会社に確認すればすぐにわかるので、積立型の生命保険に加入していて、お金を借りたい方は、保険会社に相談してみましょう。

闇金からお金を借りるのは絶対にNG

どのサイトでも書かれていることですし、当たり前のことなのですが、未だに多いのが、ヤミ金からお金を借りてしまうことです。

ヤミ金とは、違法貸金業者のことで、貸金業協会に加盟をしていないため、貸金業を行なってはいけない業者が、違法な金利で融資を行い、返済が滞ると、違法な取り立てを繰り返し、家族だけではなく、近隣や友人関係までボロボロにしてしまいます。

闇金を判別することは簡単で、道端に貼ってある「確実に融資します」みたいな怪しい張り紙に携帯電話に電話をしない、ポスティングでポストに入っているチラシに電話をしない、インターネットで安心できる業者の公式サイトから申し込みをする。

など、ちょっとでもおかしいと思った業者は利用しないほうが安全です。

また、最近の闇金は、お金を貸すのではなく、反対に保証料などの理由でお金を先に払わせて、実際はお金を借りれることなく連絡が取れなくなるという詐欺業者も増えています。

当サイトでは、そういった悪質な業者は一切紹介しておらず、正規の貸金業法に加盟している貸金業者、または銀行のカードローンのみを紹介していますので、そちらを参考にしてください。

まとめ

お金を借りる方法についてまとめましたが、カードローン以外にもお金を借りる方法があるということがお分りいただけたと思います。

お金が必要な理由や、いつまでに必要なのか、いくら必要なのかによって最適な手段は変わってきますので、上記を参考に、損をしないようにお金を借りるようにしましょう。