おまとめローンの審査に通らないケースや落ちた人の属性とは?

おまとめローンとは、複数のカードローンの借り入れをより低金利のカードローンに一本化して、債務の返済負担を少なくするローン商品ですが、商品の特性上、審査の通過率はあまり高くありません。

なぜなら、おまとめローンを利用したいという方は、すでに複数社から借り入れがある状態で、多重債務に陥っている状態です。

すでに債務がある状態で、新たに借り入れをして、返済資金に充てるため、一時的に債務が2倍に膨らむことから、銀行によってはおまとめ目的で審査に申し込みしてくる人にはあまり積極的に貸付していない銀行が多いです。

また、2017年5月に、今まで減少傾向だった自己破産の件数が、増加になったのをきっかけに、金融庁が銀行カードローンの貸付の実態の調査を始めました。

すると、おまとめローンに積極的な銀行などで、過剰な貸付が行われているということが判明して、銀行カードローンにおまとめローンとしての貸付を禁止するなど、規制が行われ、銀行カードローンでおまとめローンを利用することが不可能になりました。

ただ、銀行カードローンだけでなく、消費者金融にも「総量規制の例外貸付」と呼ばれているおまとめローンがあり、アイフルやプロミスは、例外貸付としてのおまとめローンを積極的に行なっています。

今おまとめローンの審査の通りたい場合は、銀行カードローンではなく、消費者金融の中で、おまとめローンを行なっているアイフルやプロミスなどで借り入れをしなければ行けなくなりました。

アイフルやプロミスでは、依然高い審査通過率で貸付を行なっていますが、それでも中にはやはり審査に落ちてしまったという方もいます。

おまとめローンの審査に通らないケースについて、ここでは紹介して行きます。

銀行でおまとめローンは今は無理

まず、審査に通る通らない以前の問題で、銀行でおまとめローンを利用しようと思っている方は今は絶対に借り入れできません。

理由は上述の通り、金融庁が規制を強化したのが原因ですが、それまでは銀行でもおまとめローンの貸付をここなっていたため、オリックス銀行やイオン銀行、楽天銀行などが、おまとめローンでおすすめと紹介されているサイトをよく見ます。

ですが、今は銀行は多重債務者の貸付はできない状態になっているため、後述する、信用情報の問題関係なく、銀行でおまとめローンをすることは不可能なので、審査申し込みをするだけ時間の無駄になってしまうので、アイフルやプロミスなどの消費者金融のおまとめローンを利用する前提で読み進めてください。

おまとめローンの審査に通らないケース

過去に借り入れの延滞がある

おまとめローンの審査に落ちてしまう代表的なケースとして、今の債務を延滞していて、信用情報に異動情報が載ってしまっているという場合です。

異動情報とは、延滞や債務整理などによって、クレジットカードの支払いやカードローンの返済ができなかった場合に、信用情報機関内で情報共有のために情報が記録されることを言います。

異動情報が記録されてしまうと、いわゆるブラックリストと呼ばれ、消えるまでクレジットカードやカードローンの審査に通らなくなってしまいます。

そのため、今のカードローンの債務を延滞してしまい、異動情報が記録されてしまっている方がおまとめローンの審査に通るという可能性はほとんどありません。

ただ、「延滞」の定義ですが、実は、「返済が遅れる=延滞」というわけではありません。

信用情報上の延滞は、「3ヶ月返済が滞った場合」と定められています。

なので、月末の返済が遅れてしまった程度ではまだ信用情報に記録されていないため、おまとめローンの審査に不利になるということはありません。(ただ、その業者の中では返済の遅延は記録されているため、何度も繰り返すと強制解約や新規借り入れが停止になる場合もあります。)

おまとめローンの審査申し込みを検討している方は、今の返済の負担が大きく、苦しい状態になっている方だと思うので、そういった場合は、延滞してからでは審査に通らないため、早めの対策が必要になります。

3ヶ月延滞をして異動情報が記録されてしまう前に一本化して負担を減らすようにしましょう。

短期間に複数社から借り入れしている

カードローンの審査は、必ず通ると約束されている訳ではないので、同時に複数社に申し込みをする方が多いです。

通常は、申し込みをするとすぐに個人信用情報に記録されるため、他社に申し込みしていることはわかるのですが、消費者金融同時に複数社に申し込みをすると、信用情報に記録される前に審査が完了してしまうケースがあるようです。

その場合、稀に総量規制以上の借り入れができてしまったりするようですが、借り入れをした後にも、消費者金融は定期的に個人信用情報を照会しているため、同時に他から借り入れしたことも、借り入れ金額もバレてしまいます。

そのような方法で借り入れした場合、いわゆる「申し込みブラック」として扱われてしまい、今後のカードローン審査に不利になると言われています。

申し込み情報は6ヶ月間記録されているため、その申し込みブラックの状態で、債務の返済が苦しくなっておまとめローンを申し込みしようと思っても、審査に通る可能性は低くなってしまいます。 今の借り入れが、何度かにきちんと分けて申し込みをした借り入れか、総量規制を超える借り入れをしていないかなどを確認して、問題がなければおまとめローンは可能ですので申し込みするようにしましょう。

転職などで年収が下がっている

カードローンを利用する理由として、転職や仕事を辞めたりでお金がなくなって借り入れをしたというケースがあります。

やめる直前にカードローンの申し込みをすると、前職の所得を基準に与信審査が行われるため、借入額が今の年収の3分の1以上になっているケースがあります。

この場合、おまとめローンの審査をすると、高い確率で再度収入証明を提出する必要がありますので(収入証明は最新のものを出す必要があるため)、転職していて収入が下がってしまっている場合は、審査に落ちてしまう確率が上がります。

ただ、このケースは上述した信用情報に異動情報が記録されているケースと比べると審査に通過する可能性はあるため、相談ベースでも申し込みしてみると良いでしょう。

年収をごまかして審査に申し込む

これもよくあるケースですが、おまとめローンの審査に通るために、年収をごまかして申し込みをするという方が少なからずいます。

カードローンの申し込みは基本的に全てインターネットで行い、年収などもフォームで送るだけなので、バレないと思ってついごまかして入力してしまうようですが、実際は年収をごまかしていても絶対バレます。

銀行カードローンの場合は、所得証明書の提出の基準は銀行によって異なりますが、消費者金融の場合は、「1社で50万円以上の借り入れ」「合計で100万円を超える借り入れ」の場合は、貸金業法で所得証明書の提出が義務付けられています。

おまとめローンを希望する場合は、ほとんどのケースでどちらかに当てはまっているとはずなので、年収をごまかして申し込みをしても、その後に大体所得証明書の提出を求められます。

そうなると、一発で申し込み情報が嘘だったとバレてしまい、嘘だとわかった瞬間に審査は落ちます。

リスクしかないので、年収の情報は必ず正確に記入するようにしましょう。

また、最悪のケースで、収入証明書を偽造する人も少ないですがいるようです。

収入証明書の偽造は、公文書偽造という詐欺罪にあたります。実際に、住宅ローンやカードローンの審査で、偽造で借り入れをして逮捕されたケースも多数あますしり、収入証明書の偽造は必ずバレますし犯罪行為なので、絶対に行ってはいけません。

クレジットカードの支払いを延滞したことがある場合

カードローンの返済の延滞だけでなく、クレジットカードの支払いの延滞も審査で不利に働きます。

延滞の定義は先ほど紹介したように3ヶ月延滞のことを指しますが、クレジットカードの信用情報もカードローンの信用情報も、クレヒスと呼ばれている通り、全て情報は共有されています。

消費者金融などの信用情報機関はJICCと呼ばれ、クレジットカードの信用情報機関はCICと呼ばれています。

この二つの信用情報機関は別物なのですが、CRIN(Credit Information Network)と呼ばれる情報ネットワークで常に情報共有が行われています。

crin_1

この図を見ていただければわかる通り、銀行の信用情報センターも実は共有ネットワークで繋がっているため、住宅ローンや、車のローンなど、銀行でした借り入れを延滞していた場合でも、すぐにわかるようになっています。

このように、ローンやクレジットカードは、「信用取引」となるため、延滞などをして信用をなくしてしまうと、あらゆる場面で審査に不利になってしまうことになります。

意外と知られていない携帯電話の延滞

これもあまり知られていないのですが、携帯電話の毎月の料金の支払いを延滞していた場合に、ブラックリストに載ってしまうケースがあります。

携帯電話は信用取引ではないし関係ないのでは?と思うかもしれませんが、近年、iphoneなど、スマートフォンの購入を、「分割払い」で購入している方がほとんどだと思います。

この分割購入ですが、実は割賦販売になるので、ローン契約をしたことになります。

携帯電話キャリア各社が、分割購入する代わりに毎月の携帯代金を割引して相殺するという形で販売していますが、この契約を結んでしまうと、万が一支払いができなくなって延滞した場合に、ローンの返済ができなかったとして、信用情報に異動情報が記録されてしまいます。

過去に携帯電話の支払いが滞って強制解約された方などは、信用情報に傷がついている可能性があるため確認した方がいいかもしれません。

奨学金の延滞も実はNG

最後に、学生時代に奨学金を借りた方は、注意が必要で、奨学金も実は3ヶ月間滞納してしまうと延滞という形になるブラックリストに載ってしまいます。

奨学金もダメなの!?と思うかもしれませんが、ダメです。2ヶ月延滞したところで、次滞ると所定の手続きにより信用情報に記録されることになるという脅しの手紙が届きますが、3ヶ月滞納をしてしまうと本当に異動情報が記録され、クレジットカードすら作れなくなってしまいます。

過去に何か延滞した可能性がある方は信用情報を照会して確認するのがおすすめ

上記で述べたように、信用情報に異動情報が記録されるケースはたくさんあります。

過去にどれか引っかかったかもしれないという方は、CICやJICCで個人信用情報を照会して、事故情報を確認することができるため、おまとめローンの審査に申し込みする前に一度照会して見ましょう。

どれも登録期間が決まっているため、すでに消えている可能性もあるため、過去に一度事故を起こしているからと諦めるのではなく、信用情報をみた上で判断するようにしましょう。

まとめ

以上が、おまとめローンの審査に落ちる代表的なケースです。

おまとめローンに限らず、カードローン審査は全てそうですが、クレヒスが最も重要で、借り入れをしていてもきちんと返済実績を積んでいる方の場合、アイフルやプロミスのおまとめローンであれば、総量規制の例外貸付で利用することは十分に可能です。

上記のケースを参考に、おまとめローンを検討している方は早めに手を打って申し込みすることをおすすめします。

おまとめローンに申し込みができそうだという方は、おまとめローンの注意点についてさらに詳しく「おまとめローンの正しい利用方法と審査に通過するコツ」というページで解説しているので、そちらも合わせてご覧ください。